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エンジンオイルの話
何回も記載しているエンジンオイルの話題ですが今日は 同じブランド同じオイルでも毎年スペックが変化、 毎年モデルチェンジされている事ご存知ですか。 ボトルをみれば昨年までSLがSMに変更されていたりします。 ここでSLがSMより(ジュリアエンジンに)良いかという事ですが これははっきり言って良くないのです。 そもそもこの基準については昔はオイルの高性能化(SGあたりまでは)を指針していました (以後排気対策関係が導入) 注意SIとSKは無い 最近は基準SLからSMに上がるのは環境問題対策のためがほとんどです。 SL規格までに比較的含まれていたリン分により大きなダメージを受けるため、 リン分を大幅削減、省燃費性能や耐久性を向上させ劣化油の低温粘度試験を追加し 低温流動性や酸化劣化に優れたのがSM規格です このマークは省燃費性の更なる向上、環境への配慮から排ガス浄化装置に悪影響を及ぼす リン/イオウの含有量を低減酸化安定性の向上とあります 元々クリアランスの大きいジュリアエンジン(SUD、33、75、155、156も同じ) に省燃費性能、低温流動性や酸化劣化(特にキャブ車)などは無関係。 特に低温流動性は寒冷時にいかにウォーミングアップ無しに走り出せるかでその後の 油膜維持性能はSLよりSMは劣ります(つまり排気ガスを総走行距離で減らすか)と いうものです、 ジュリアを暖気なしでスタートさせるオーナーはいないでしょう。 酸化劣化はガソリン希釈、水分混入が無い(ごく微量)を前提に考えたものです キャブ車ジュリアにとっては寒冷時にいかに各部に傷をつけず適温まで広い クリアランスに油膜を維持できるか、 ジュリアエンジンはガソリン希釈、水分混入は確実にあるのでエンジンオイル自体に 自然治癒能力があるかのほうが重要になります。 昔は80度前後だったエンジンオイルにとって一番良い温度が現在の90度から 100度オーバーのような所に設定移行されていりますから80度前後をウロウロする ジュリアエンジンにとっては設計規定外で使うことになりますから劣化速度は物凄く速くなります、 益々ジュリアにはセレクション範囲の狭まってきたエンジンオイルです。 過去の栄光ブランドであっても駄目です。 昔は美味しかった老舗の料理が材料をあちこちから買いチェーン展開して 不味くなったと同じです。 無断転載を禁ず Copyright © 2008-, M. Dabidoff, All rights reserved.
by m-davidoff
| 2008-11-28 23:00
| 現在のオイル事情
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