再度錆の話し、金属の多くは大気中の酸素に触れることで酸化し錆を発生させるのはご存知の通り、こと鉄の場合は表面の錆が内部に向かって浸蝕する性質が強いために鉄は塗装が必要になります、古い車を維持するのは錆との戦いと言っても過言ではないと思います。
表面ピカピカでも中を開けると錆だらけなのは一つの錆が中に向かって繁殖していくからなのです、よく修理の時に少しでも錆の分子を残してしまうと上からいくら塗装をしても同じです、
中で錆はしっかり繁殖してしまうからです、
車の平均新車登録から抹消まで 6.3年 初度登録からの経過年月、(自家用車)登録自動車全体でも9.4年ですから、15年、20年を想定した板金塗装は現実的には一部のショップしか考えていないのが実情だと思います、今過去の修復に文句をつける筋合いはありませんが友人のアルファロメオはフルレストア後10数年経過して1名の車はもう錆がアチコチから噴出している、もう一名は全く錆が出ていないの差が出ていますからやはり信頼できるショップを選ぶ必要があります。
写真はヴェローチェのリアフェンダー内の錆ですこれは過去に板金修理をした痕跡が表からうかがえました、これだけ内部が錆びていてもボディ表の塗装はピカピカです。この写真は前に記載したパテ修理後のある上記写真の裏側写真です。