全塗装は剥離する、しないに関らず確実にボディ全体を同じ色で塗れますが
部分塗装の場合は色が変わってしまいます。
多くのジュリアが再塗装されているのはオリジナル塗装と同じ塗装が出来ないので
(最上部の塗装が半透明で下のカラーを透かしているから)
全塗装されていますが再度部分塗装を行う場合、
カラーを合わすのは同じ塗り方をしなければならず不可能に近いのです。
一般的な塗装のタッチアップ塗装を行う場合
■現在の車体色(紫外線色やけ、経年変化)を測色
■新車時の指定塗料でテスト塗装してから測色
■この二つの色差を測定、(紫外線色やけの場合はイエロー系をコントロール)、
試験塗装し再度色差を測定
失礼ですが熟練工でも完全には合いませんし、
塗装直後は合っていても1年程度で変わってしまいます
この問題に塗装屋さんは経験から調合していきます
塗料配合の時点で塗装後が想定出来る能力が必要ですが相当の熟練工でも
完全に合わすことは不可能です。
そこで最新テクノロジーを使う、
AROC会員が何時もお世話になっている板金塗装工場オーナーは(引退され新しい代になっています)
かなり以前から最新テクノロジーを導入されています。
投資金額はF車を数台購入する金額だそうですが、絶対に解らないタッチアップが
新車タッチアップには必要と>測色計、CCM、塗料自動調合を機導入された経緯があります。
(この工場は某自動車メーカーの登録前のタッチアップ指定工場)
●測色計を使う
●CCMをを使う CCMのディスプレイ画面
●CCMと塗料自動調合機を備えていれば最強。
塗料自動調合機
色合わせを従来の方法の人の目で行う場合は、レベルは色差1とか2と業界ではいいます
1や2は合格レベルなのですが
色差1でも人工照明では同じに見えても、少し目利きのある人なら
太陽光下では違って見えますので、最新テクノロジーは0.01レベルまで調合する
最新テクノロジーはやはり凄いのです。
CCMとは「コンピュータ・カラー・マッチング・システム」
アルファロメオデーWEST 2010
開催要項下記アドレスにて記載中です。
http://blogs.yahoo.co.jp/aroc_osaka/26491524.html