アナログな素敵な話し
自動車のラリー、建築業界でもなどではすっかり姿を消したアナログ計算尺。
有名なブライトリングの元が航法計算盤(航空計算尺)
航法計算盤は世界中で使用されている数少ない計算尺の生き残りのひとつで、
航空パイロットが使用する 計算尺の一種で、空を飛んでいるパイロットには必需品。
ジャンボ、戦闘機、セスナ・・・・
コンピューター制御されている時代に何故?
答えは機器が故障した時にパイロットはアナログで機を無事に
着陸させる必要があるからで、
現在も航空学校でもこれは完全にマスターさせられますので全てのパイロットが
使いこなせます。
航空関係で現在もアナログの計算尺を使用している理由は、
電池切れがない、飛行中のトラブルを考えて電池などを使用していない。
故障しない、構造が簡単なので故障のしようがない。
電気式計算機(電卓形式)のようにボタンの押し間違いがない
航空機でこのような計算尺を使う場面では航空機は揺れているのでボタンを正しく押すのは大変。
環境の変化に強い、精密な電気部品・メカニカル部品がないので
温度、気圧、湿度が変化しても影響を受けない。
高校の友人は現在ジャンボ機長で腕時計もパイロット用ですが
いざという時には時計では役に立たないので航法計算盤を持っています。