私の経験から旧車自動車趣味人はアンティーク腕時計も趣味人の方が
多いと思いますが
アンティーク腕時計趣味人に旧車自動車趣味人が多いかと言えばそれは
決して多くないようです。
アンティーク腕時計の世界は昔売れなかった機種に人気がある
これも自動車とは少し事情が異なります、
昔売れなくて現在高値が付いている車は少ないでしょう、
長い間人気を持続しているロレックスデイトナ、ステンレスケースのパテック・・・・・
1959年誕生のロレックスデイトナ60・70年代この時計はデパートの時計売り場の
邪魔者であったそうです。
売れないがラインナップとして並べておく必要がある。
型が変れば関係者に無理やり買わすというものでした。
国産時計も1970年代セイコーのダイバーウォツチを買う人は少数の少数、
この時代にプロのダイバーをされていた方に聞くと圧倒的にロレックス、
そして実用に使われた時計は傷だらけになりアンティーク時計としての
価値は低くなる。
腕時計も自動車と同じで文字盤を再プリントした物が多く出回っています。
この複製文字盤に気が付かない方が多いは自動車の再塗装と違う所です、
傷がなく全てオリジナルパーツが装着されている
オリジナルが一番高価であるのも自動車と同じ、
現在の価値に意味があるのか
新品から持っている人にとっては殆ど意味が無い、
理由は売らないから高くても安くても関係がない、
あくまでも古い「モノ」を今買う人への意味しかないと思います。