最近若い人オーナーと話をしていてコンタクトポイントを
知らない人が多いことを認識しましたので記載します。
ジュリアに乗ってはじめてコンタクトポイントを見た方、
購入されたジュリアは既にフルトランジスター方式に交換されていた方。
コンタクトポイントとは何か、エンジンには良い火花、良い混合気、良い圧縮
3点が揃ってこそ設計時の性能が発揮されます。
コンタクトポイントは良い火花を定期的に各気筒にON OFFを繰り返す為に開閉を繰り返します、
ご臨終されるとエンジンがかかりません。
基本的には約3000km毎に調整、10000km毎に交換が必要になります
点火用の電気はイグニッションコイル、ディストリヴィューター
(ポイントを通過して)ハイテンションコード、プラグへと流れます。
最新型のエンジンは、ディストリヴィューターは付いて無く各気筒に
イグニッションコイルが付くダイレクトイグニッションという方式が主流です、
ダイレクト点火以前のディストリヴィューターはトランジスターが内蔵されており、
コンタクトポイントの変わりにトランジスターがON OFFを行うのがフルトラで、
コンタクトポイントが無いのでキャップとローターだけを
交換すれば良いのですが、ポイント式の場合はポイントのメンテナンスや
交換しなければ駄目です。
自分でコンタクトポイントキャップ調整や交換をすれば、点火タイミングを調整することが
必要になるので勉強になると思います。
アルファロメオは75までディストリヴィューター方式。
(75はフルトランジスターですからコンタクトポイントは無い)
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