熱く語るなら知っててあたり前は間違いと気が付き、あたり前知識です、
知ってる方は飛ばしてください、何故こんなこと書くのか?
最近話す機会があるアルファオーナー達と話していると熱く語るのですが・・・・知っているの?って思うことが多いのです。
そこで基礎知識みたいなことも書くことします。
代表として現在はディストリビューターレスになっている点火系も、昔はディストリビューターの中に機械式の接点がありこの
接点が開いたときにイグニッションコイルが逆起電力を発生してプラグに火を飛ばしています、(ポイントが接点した時に火花が飛ぶと思われていませんか)単純明快な構造です、接点は作動回数に比例して摩耗をします、摩耗するとポイントギャップが開くので点火時期もドエル角も変わってくる。この弱点を改善するためという名目でアフターマーケットパーツに、ポイントでトランジスタをドライブし、そのトランジスタにスイッチング動作をさせる、いわゆるセミトラ(セミトランジスタ点火装置)やポイントを取り去ってしまって光学式のセンサにそっくり入れ替えるフルトラ(フルトランジスタ点火装置)などが売られていました。いずれにしてもこれはポイント点火の性能を向上させるものではなくオーナーが保守が安易であることが目的であったのです。(性能が上がると思われていませんか)
しかし自動車メーカー各社が電子制御主流時期まで採用をセミトラ、フルトラを採用しなかったのかご存知です、書くと営業妨害になるので書きませんが当時のものをお付けの方の車で現在まともに作動しているものは?電流、電圧、作動タイミングテストをすれば解りますがもっと簡単な方法はポイントに戻して乗ってみる、えって思いますよ。
その後エンジンのインジェクション化によりディストリビューターのローターからの信号をコンピュータでの点火タイミング指示に発展し、現在のディストリビューターレスへとなります。
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