本当に貴方のエンジンに良いエンジンオイルは極限状況で解る
抵抗の大きいく重いフィーリングのほうが良いエンジンオイルと
勘違いされる方が多いのですが、
ピストン温度、シリンダライナーの温度を計測すると、
当然ながらライナーに較べればピストン温度は高い、
ガソリンエンジンはピストンリングと接触(正しくは空間がある)
摺動するシリンダライナー部分の温度が
摂氏120度以内に収まっていることが理想的と言われています、
そこで潤滑機能は 摂氏150度が目安とされていますが
現実的にはピストントップリング溝奥の温度が 250度と非常に高い
ピストンの放熱はピストンリングをからシリンダライナーへ
熱が伝わりますが本物のレーシングエンジンのように素材から計算されたエンジンよりも
ノーマルエンジンのほうが温度上昇はあるのです
メーカーが製造したレーシングエンジンは放熱経路を
計算した金属設定がされていますが
(最近はクリアランスが極小であるのも必然性からのもの)
昔のエンジンは計算されていないので熱しにくく、冷めにくい
熱しにくく、冷めにくい20w50・25w50のエンジンオイルでは熱ダレが発生しますので、
効率とパワーを犠牲にしても70度サーモスタットなどを使い温度を下げると
パワーを出しやすいとなるのですが
旧車でも80度サーモスタットを使い熱しやすく冷めやすい20w50を使う、
10度高い温度でも、より油膜が厚く、滑らかにそして炭化もせず、
性能ブローしない、エンジンオイルを使うこれが最新のテクノロジーを旧車に使う良い例、
旧車でもクリアランスが比較的狭いドイツ旧車には
熱しやすく、冷めやすい10W40がベストとなるそうです。
尚、エンジンオイルブランド名は問題があるので記載しませんでした。
最新の自動車のエンジンはすぐに温まり、すぐに冷めてしまう事に
お気づきの方多いと思います。