サーキット走行を良くされる方はご存知でしょうが
エンジンオイルをゲージレベル上まで入れない
常温が20℃の場合ジュリアエンジンなら
オイルフィルターを交換して完全にエンジン内にオイルが
残留していないとしても7,4Lですが通常0.5L以上は残留していますので7L程度になります。
7Lを交換時に入れた場合は
始動して90℃までエンジンオイル温度が上がった時、
使用したオイルの熱膨張率を0.7×10-3/℃と仮定したら、
7×0.7×10-3×70=0.343 約340cc程増える事になり。
エンジン内には7L+0.5Lで7.5L+340cc=7.84Lになり
完全に多すぎるのでオイルパン内での泡立ちなど弊害がでます。
6Lを交換時に入れた場合は
294cc程膨張するので6L+0.5L+300ccですから6.8Lこの程度が通常走行には
ベストなエンジンオイル量になります。
(何れもオイルエレメントも交換時)
上記は90℃での計算レース等で100℃オーバーの場合はもっと膨張します。
冷却及びエンジンオイルのリターンサイクルを伸ばして潤滑を良くする場合は
オイル量を増やす必要がありますがオイルクーラー設置、
オイルパンをディープな物に交換して対応しなければ意味がありません。
注意 アメリカ製のオイルの場合1クォートボトルになりますので
7本入れても6.58L、6本の場合は5.67Lになりますので注意が必要です。
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