日本で一番凄いアルフィスタだと思います、
車趣味に上下はないでしょうが、年輪には上下があるというのが私見。
日本に住み着いて、現在まで書物などにも記載されたことがないドラマのような存在で
エンジンを見て解る方は同感だと思います。
1965年にはアルファロメオ本社の方が来られて証明まで発行された個体で、
メンテナンスも定期的にイタリア人メカニックを招いて実施
動態保存されており広大な敷地内(山あり谷あり)を定期的に
走っておられると聞いていました。
エンジン始動にも儀式が必要な1930年代の車は私のような若輩者には無理、
オーナーの手により始動、10504/Aさんと直立不動で今まで聞いた事がない
いかなるアルファロメオとも似ていないエキゾーストを聞かせていただきました。
クリアランスが大きいので温まるまでむせかえるようなオイルの燃える
排気の中に見えるのは明らかに戦前のサーキットです。
運転してみる?
恐れ多い、丁重にお断りした所、
助手席に乗りなさいと言われ感謝感激、フェラーリも絶対に及ばない
素晴らしいエンジン音は何時までも耳に残っております。
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