内燃機関のプラグは安定強力着火を求めて
航空機から電極の多極化が行われてきました。
普通のプラグは中心電極と接地電極が向き合った部分でスパークするのですが
接地電極を2極以上にすることで、
一方の条件が悪くなった時に他方でスパークさせ、
ミス・ファイアの低減と耐久性の向上を図るように多極タイプが開発されたようです
多極タイプは2極か4極タイプが多くゴールデンロッジは4極、
日本のゼロ戦は3極タイプでした、過去6極タイプなども出ていたこともあります。
突き詰めると沿面放電タイプになり冷え型になってしまいますが
突起物がなく機械的強度に優れレースで使える利点もあります。
今中心電極側の多極化が実験されています
多極化のプロトタイプの写真、中心電極から接地電極へ強いスパークが飛んでいます
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