単純に運動性能を追求すればバネ下重量は軽いほうが絶対的に有利です。
証拠にF1は徹底的に軽くしています。
ジュリア乗りにはあまり興味はないかもしれませんが重いほうが良い事もあります。
乗り心地追求すると軽いバネ下は走行中に路面から衝撃や振動を
タイヤからホイールに伝わりそしてサスペンションを介してボディに伝えられます。
物体に振動や衝撃を加えたとき、軽いものよりも重いものほうが減衰能力があります。
その為に重いタイヤやホイールは衝撃が伝わりにくくなりますが、
度を越して重くなれば衝撃が大きくなり、ドタンバタンになります。
つまりバネ下が軽いのは乗り心地が良くなることにはならないようです。
メルセデスはAMGでもBMWに比べるとホイールが重いのは
サスペンションの根本的な思想が違うからだそうです。
メルセデスの岩のような高速安定性は必要以上にバネ下重量を軽くしないことも
効いているようです。
高速道路でのハイスピードクルージングは慣性質量が安定した
巡航をサポートし大型サルーンには軽くないホイールやタイヤが結果として
合っていることもあるようです。
強力なブレーキが必要になりますが。
無断転載を禁ず
Copyright © 2008-, M. Dabidoff, All rights reserved.