ホイール&タイヤは回転運動&上下運動をしています
回転運動はフライホイールと同じ
以前にも書きましたが軽いほうが慣性質量が軽減され加速、減速がすばやく
なりますし軽量化は燃費にも貢献します。
同じ重量のホイールならリム部分の重量が軽いほうが回転慣性質量の観点から
更に良いでしょう。
しかしホイールを物色する前に、ホイールよりも外周にあるタイヤの重量のコントロールで
重いホイールの欠点をカバーできます、
反対に言えば軽いホイールでも重いタイヤを付ければ意味が無いという事です。
例えば 6キロのホイールに8キロのタイヤ
7キロのホイールに7キロのタイヤ
共に14キロですが
7キロのホイールに7キロのタイヤのほうが遥かに回転慣性質量は少なくなります。
ホイールの重量を気にする人は多いのですが
タイヤの重量を気にする人は少ないと思います、
同サイズ同仕様でもタイヤの重量にはびっくりするほど差があります。
タイヤ重量はメーカーにメールをすれば判明します、
一般的に重いのはブリジストン、軽いのはミシュラン(輸入物)で1キロ以上の差があります。
サスペンションの上下運動についてもエンジンならピストンの軽量化と同じで
軽いほうがより俊敏に追従可能ですがサスペンション稼動部を軽量化することは現実的ではないと
思います。(最近の車のレーシングパーツのような軽量パーツの販売はほとんど無いからです。)
そしてバネ下重量が重いほうがメリットがある場合があります、これは後日。
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